楽しみ方を知っている人

今日は集中講義だったが、あまりにも狭い価値観で洗脳してくるような圧迫感があって辛かった。

まあでも就職率を上げることが彼の任務で、それが家族を守る為の正義だから、何も責めることでもない。

やり場のない気持ちに、なんとなくため息を吐きながら家に帰った。

晩飯は祖父母の家に行った。

おばあちゃんはすごく元気でいつでも新しい事にチャレンジする、凄い人だ。

今日も面白くてちょっとエッチな万葉集の話をしてくれた。


僕はこれからの日本とか、AIの話とかをした。

GAFAは人が欲望を満たすメカニズムを使っているから大きくなっている事。魔法ではなく、統計学的に人の心理を分析してるだけだという話。

これからは芸術分野にもAIがでてきたりする。GAFAのやっていることこそまさにAIがしている事で、統計学的に、人が感動する物を作っているから人は感動する。

いや、そんなはずない。AIが作ったものに感動なんかするもんですか。そう思う人が大半だと思うが、実際の実験でこんな物がある。

AIが作った曲を「新人作曲家が作った」と言って聞かせると、人々はとても感動した。

しかし、AIが作ったと言ってその曲を聞かせると人々は激しい嫌悪感を示した。

これは人間が機械に負ける訳がないという強い無意識による反応だと思われる……などの説明が入るのだが、そもそもなんで勝ち負けに拘るのか。

勝ち負けにこだわってしまう原因はなにか?目的は?

芸術とは誰かの決めた物差しで評価して競うものだっただろうか。


AIがどれだけ頑張っても、絶対にできないことがある。

それは「その行為自体を楽しむ事」そして、「楽しみ方を態度で伝えること」

これができる人はこれからより顕著に豊かな人生になる。

おばあちゃんは正に「楽しみ方を知る人」で、それを人に伝え続ける人だった。

俺も、そんな風に生きる。

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