きくおミク6、圧倒的音楽体験

中学生の時、熱烈にはまっていた音楽がある。

それが「きくお」さんである。

ボーカロイドを使用した楽曲で独特なダークな世界観と、音つくりの細かさに魅せられて、どっぷりはまっていた。

僕が作曲をしたいと思ったきっかけのひとつである。

そんな氏の最新作アルバムが2年ぶりにリリース。

個人的には、前回と前々回はブレイクコアドはまり時代であったためあまり聞いておらず、氏の作品をしっかりと聞くのはすごく久々な気がした。

前作あたりはなんとなく明るい曲もあったような気がしたが、今回はおもいっきりきくおワールド全開。

新しい試みも盛りだくさんで、終始飽きさせない、きくおさんの世界旅行を提供していただいた。

こども時代のことをベースに、人間の闇の部分やこどもの純朴さと、大人には見えない世界を見せてもらえた。


きくおさんのアルバムの最後についている、文章もすごく好きだ。

自分の創作活動にもたくさんのヒントを与えてくれる。

自分にとって目の前にいるリスナーとは、悲しいとき、苦しいとき、あるいは孤独なときや、何となく退屈なときに寄り添っていてほしい、本当はみんなではなく自分ひとりのための、特別な何かを聞きたがっているように見える。あるいは、自分にそういう作品を求めているように見えている。ずいぶん勝手なイメージだけど、だから、いつだって暗さを含んだ作品を届けたくなる。

暗い作品とは、人の気持ちを暗くさせるためにあるのではない。

だれか一人に突き刺さって、寄り添ってあげることができる、美しいものだ。

https://kikuo.bandcamp.com/album/kikuo-miku-6

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