オンボロアパート信用度とお金

オンボロアパートの信用度

ジョージアにいる。

日本以外の国に行くと大帝の建物の作りが雑に感じる。それは日本という国が地震大国である事を思い出させる。

ジョージアの建物もその例外なく、オンボロで、まるで石を積み上げただけのような作りで面白い。バームクーヘンの層にも見える。風により風化して剥がれていたり、人が歩くことによって剥げていたりする。

私は今、ゴチリゼという駅の近くで暮らしている。駅周辺はなかなかにボロボロな道路で、個人的に好きな雰囲気。廃墟好きな自分がニコニコしているのを感じる。

この駅の裏側に、これまたボロボロの橋がある。かなり長く、古い鉄道跡を跨いて掛かっている。道は至る所が欠けており、それこそ地震でも起きたら一撃だと思う。

石橋で思い出したが、私の祖父はとても心配性で「石橋を叩いて壊す」なんて言われていたなぁ。まさにこの橋を壊してしまうだろう。

そう思った時に、私は自然とこの橋を信用しているんだなぁと思った。そして目の前にあるオンボロアパートの最上階に住んでいる人も、そのアパートを信用しているから、何も気にせずに生活している。

これはありとあらゆるもので例えられると思う。例えばまず思い浮かぶのはお金。お金こそ、信用あってこそのもので、それこそただの紙でしかないものと食品などを、なんの疑問も持たずに交換しているのは信用があるからに他ならない。オンボロアパート、ボロボロ石橋である。そして、オンボロアパート、ボロボロ石橋でも、ジョージアという国では地震がなく、心配する必要がないため、倒壊の心配というのは全くの杞憂で、信用してしまった方が生きることは遥かに楽。お金もただの紙だと言い張って使わないよりは信用してしまった方が楽だろう。

オンボロアパートをみるだけでこんなに色々発見出来るのだから、やっぱり旅は楽しいなと思う。

こんなふうに、私は抽象化して別の具体例に落とすことが大好きで、その信者のようなものだと言ってもいい。

そんなふうに客観的に考えることが好きであっても、自分の状況を客観的に観察することはすごく難しいなと思っている今日この頃であります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です