ムツヘタに行った時、ジョージア人女性が英語で話しかけてきた。中国に一年ほど住んでおり、来週からまた中国に行くそう。
ジョージアで生まれジョージアで育ったが、家族とか人間関係で色々な問題があって鬱になり、友達の紹介で中国へ飛んだそう。そこで新しい生活を始めることができ、とても楽しそうだった。
その境遇、なんとなく似てるなって共感して、一緒にご飯を食べに行った。
中国や日本は、楽しい遊びがたくさんできるし、なんでも手に入り、医療の発達している国だからとても安心だね!と言ってた。
たしかに、僕ら日本人はものすごい恵まれた環境で、病気したらいつでも安心できる医療を受けられる。至る所にあるコンビニ、どこでも届くAmazonでお金があればなんでも手に入る。
僕らはその環境に慣れてる。
少しの風邪でもすぐに病院で薬出してもらって、少しの空腹ですぐにおいしいチキンとかスイーツを食べ、欲しいものをワンクリックで買ったりしている。
でも、なんだかハッピーじゃなさそうなんだよね。
そんな感じのことを少し言ったけど、「医療が受けられて、なんでも買える環境なんて、絶対ハッピーだよ」と言ってた。
ジョージアにきた僕は、交通費やタクシーが安くてどこでも行けて、ご飯美味しくて、都会でもすぐに自然がたくさんある場所を散歩できて、使わなくなった服などを集めて売っている大きなマーケットがあって、犬猫と一緒に暮らせるから最高だねって思った。
こうやって考えたら、幸せって自分の基準との差だし、自分の中から出てくるものだねと思う。