最近は自分なりにできること、やっててたのしいことをやれてる、どう繋がるかは知らんが割と快く生きてるんじゃないかなと思っていたが、今日とある人と話すことで、俺の正しい指針の決定力が客観的にみてどれくらいなのか知りたくなった。
そこで、科学的な指標を用いて自分の決断力を測ってみた。
参考 https://www.nicovideo.jp/watch/so36744683
まず科学的に正しい決断が出来ているかどうか測るために18の質問に5段階評価で答えた。
90点満点中、44点。この数字は42点以下が決断力がかなり低いとされ、43から66点はそこそこの決断力、それ以上は素晴らしいとされる。
低すぎるとまではいかないが、そこそこに低い。
その次に、この質問を6つの決断力スキル別に分け、それぞれの項目の点数を合計し、低い分野がある場合、そこを改善していきましょうといった手順。
まず1つ目、積極的な意思決定のための環境作りができているか。20点満点中13点。
これはステークホルダー(意思決定の関係者)に意見の共有ができているか、決定するための情報は十分にあるか、利害関係者についてしっかり見極めているのかについてが問われている。
たしかに、自分がどう生きていくかという問題に関して、意思決定者は自分だけのように見えて、その利害関係者や、住んでいる場所、仕事、家族に関してもなんらかの影響は及ぼすことになる。それを見極め、意見を共有しないと理想的な意思決定の環境には至れない。
2つ目、潜在的な解決策を生み出すスキル。
15点満点中6点。これは全体で二番目に低かった。
創造力の不足、多くの選択肢からの方が決断力が上がるため、とにかく意図的にアイデアを出しまくることも大事。
アイデア出しをしっかり行わないと、今までやってきたことばかりが思い浮かぶ。そのアイデアは手慣れているから、正しさに関わらずにこれでいけると思ってしまう。
判断をしないで、馬鹿なアイデアでもいいから書き出してみよう。自分の枠に囚われているのではないかと思い、ハッとした。
3つ目、代替案の評価スキル。リスク管理スキル。
15点満点中8点。
代替案に関してそれぞれ、リスクを明らかにし、そのリスクや成果の予測可能性(数字でみることができる、など)を高め、実現性の確認を行うことがリスク管理能力として必要になる。
4つめ、構造的決定力。
15点満点中6点、こちらも2つめと並んで低い。
決断とはストレスのかかるもので、ストレスの弱い状態で判断をするとミスる。
大きな決断、小さな決断を区別せずに全て感情で行なってしまうと場合によってはmp消費量が多すぎて魔法が発動失敗になったようになってしまう。
小さな決断、また大きな決断でも可能な限り客観的な判断があることが望ましい。
いつも自分で一生懸命考えるより、自分なりの意思決定のシステムやツールを持っておくと良いとのこと。
なるほど、思考のフレームワークやビジネスフレームワークを駆使して客観的な視点を取り入れたら良さそう。なんだかんだ感情だけで決定してしまうと疲れるので、たまには火の魔石を使って炎魔法を使おうといった感じか。
5つめ、決断チェック能力。10点満点中6点。
どんな決断でも完全に客観的な決断というのは人間には不可能。なるべく客観視するのは大事だが、そこに気持ちが乗らないと人間は動かない。感情の生き物だ。
客観的に見ても正しい上に、その正しさに意義を見出し、惚れ込むことができているかをチェックできる能力が必要。
ふーんたしかに、客観性の薄い、選択肢の少ない中で感情のチェック能力が高くてもいつまでも納得できる前進はない気もする。
そして6つめ、これが衝撃のもっとも低い能力だった。
伝達と実装能力。15点満点中5点。
自分の選択を相手に伝える、具体的にどうしていくのか、計画を伝える、などの、決断のサポーターに対し説明ができていない状態。
サポーター作りがとても苦手であるということ。
これはたしかにその通りかもしれない。結構衝撃を受けた。
最近自分の決断ができなくなってきた、それはただ自分の決断を周りに伝えられていないだけの場合もあり、それに気づかないとたとえ正しい決断であっても自分の決断に自信が持てなくなってしまうことがあるそう。
自分の意思決定の根拠と実現可能性をちゃんと伝えましょう。
以上が科学的に正しい意思決定スキルについてでした。
科学的に正しいものが、自分の人生にとって正しいものになり得るかどうかはわからないが、今自分が向き合った方がいいものを示してもらったような気がしてすごく有意義だったと思う。