大学を辞めようとおもったきっかけは、「死神が現れた」から。
何を馬鹿なことを、と思うと思います。
自分でもよくわからないのです。
毎日車に乗っているときにこのままガードレールに突っ込もうとか、家で何でもないのに大量の酒を飲んで記憶をなくしたり、なんとなく首を絞めたりするようになっていました。
ぼんやりと、このまま自分に合っていない事を素直に打ち明けられずに人のいうことにしたがって生きるくらいなら死んだ方がましだなという意識が頭から離れなくなりました。
死神が現れたとき、でも、死ぬくらいなら最後に行きたい国に行きたいし、好きな音楽を作りたいと思いました。
だから大学に行くことを辞めました。
大学を辞めてみようと思ったもう一つの理由があります。
すごく仲がいい大学の友達がいました。親友です。
すごく感性が豊かな人です。
友達も学校や普通の社会にいるとストレスを感じてしまう人で、僕よりひどい躁鬱症で苦しんでいる人でした。
僕から見て、その友達は明らかに大学やバイト生活がストレスで、全部辞めて一旦休んだら治せるんじゃないか、と思っていました。
僕が言って指摘してもやめることができませんでした。
友達は精神科に行ってもますますひどくなる一方でした。
大学を辞めてみようと思ったもう一つの理由は、友達は辞めて環境を変えることができなかったから、代わりに同じ躁鬱で苦しんでいる僕が辞めて、僕の躁鬱が改善したら友達を助けられるんじゃないか、と思いました。
ぼくが大学を抜け出してみたけど、友達は苦しいと言いながら日々の生活を耐える道を選びました。
一昨日、突然その友達から電話がきました。
ひどい躁鬱でも環境を変えなかった結果、統合失調になってしまいました。
幻聴幻覚、妄想が止まらず、日々なにかにおびえているそうです。
心は体と同じで、あまりにもひどいけがを負うと脳に支障をきたし、もう治りません。
昨日、久々に会いました。
何週間かぶりにすごく楽しいと言ってくれました。すごく楽しそうでした。
ちょっと前みたいに楽しい話をたくさんしました。
そして今日、さきほど連絡があり、入院が確定したそうです。
僕は、助けることができませんでした。
悔しくて涙が出ました。
先延ばしにすることは人生を破壊すると確信しました。
だから、もう先伸ばすことは辞めて、今の思いを今の言葉に乗せてそのまま伝えようと思いました。
死神が現れる前に、大切な人に思いを届けた方が良いと思いました。
お世話になります。
流しのダンサー ごうき・ちゃんと申します。
よろしくお願い致します。
ラジオ等、楽しませていただいております!
フェイスブックは、原田ごうき。インスタグラムは、gouki_chang で開設しております。
5月からやっと、ダンス舞踏の動画投稿を始めております!
ずっと美術活動をしておりましたが、57歳から踊り始め、今は65歳になりました。
また、ご連絡を致します!