突然のニュースがあった。
それはあまりにも突然な死のリアルな出来事だった。友達の、母親、という距離ではあるものの、多くの過去の記憶がそこにはあった。
ここ最近はなんとなく死について考えることが多かった。こんな世の中で、自殺者が激増しているというニュースから始まり、友達の自殺未遂を知ったこと、それから自分がなんとなく死にたい、死にそうだなーと思っていた大学在学中のこと。「親はいつ死ぬか分からないんだから」と説教のように言う男に出会ったこと。
誰だっていつどうなるか分からん。怯えて待っててもしょうがない。考えてもあまり意味はないし、やっぱりそれぞれ前提が違うから深刻になることも違う。
ただ、なんとなく、会いたい人には会っておこうと思う。