
コストが高いものが必ずしも素晴らしい結果を出すとは限らない。
こんだけ高いバッグなんだし、絶対に良い決まっている!
こんなに長くプロジェクトに関わってきたんだし、価値があるに決まっている!
こんなにお金をかけて、時間もかけて大学に通っているのだから、価値があるに決まっている!
何かに参加するためにかけた労力が大きければ大きいほど人間は価値を大きく見積もります。
実際に大きい事ももちろんありますが、実際は本当に価値があると言えるかはわからない事もあります。
参加コストのバイアスです。
そもそも、価値ってどう測るのか。
主観的に見て楽しいとか嬉しいとかワクワクする事が自分にとって価値ある事という意味で使っています。
客観的に見て社会に役立つという事も価値ですが、社会に役立つ事をしたという達成感や喜び等が直接的なものなので、全て自分がどう思うかだと思います。
何が目的であるかを、今一度考えたい。
自分がどうなりたくて、その手段として選んでいる道にすぎない。
時間をかけてお金をかけたことを辞める選択が「勿体ない」ではなく、それは手段でしかない事を思い出し、目的に立ち返って自分の気持ちを確かめたい。
何も知らずに「もったいない、きっと価値になるよ」などと言ってくる他人で自分を押しつぶしても、何も解決しないじゃん。