
僕は、これからの世の中は自然に負けなければならないと思っている。
今までは自然より少しだけ上に立てたから、農耕ができ、文字を残し、技術を十分に発展させてきた。
しかし、今はどうか?
自然はますます力を付けて人間を襲う。
自然に勝った気がしていただけで、私たちは自然には勝てない。
そもそも、人間も自然の一部であるから、共存を考えなければならない。
そうしなければ、人間の明日はない。
自然に勝ちつづける流れは、「男性的な思考」が本当に多くの功績を残してきたと思う。
切磋琢磨し、論理的に判断し、前に進み続けた。
これからの世界はどうか?
自然との勝ち負けではなく、協調していく流れを作る事が必要だと思う。
その答えは、女性が持っているように感じている。
僕は女性の、女性的な感覚こそ今最も皆で共有して学んでいく必要があると思う。
男として生まれてしまった私は、女性的な感覚が分からない。
なりたいと思ってもなれない、男性的な本能の部分がある事を自覚している。
大切な人をたくさん傷つけることで実感した。
女性的な感覚を持った人と話す事で、少しずつだけど、分かってきた事がある気がする。
これからの世の中は間違いなく、女性的な感覚を持ち、表現していける人がリーダーになるべきだ。
一緒に美しい世界を作りたい。
私は男性としてですが、だからこそできる事があるんじゃないかなと思う。