世界を編集して、一緒に遊ぼう!
自分が生きていく上での様々な判断をするときに、
人生の目的に立ち帰れるように、言葉にしてまとめています。
1. このパーパスに込めていること
僕のマイパーパスは、
世界を編集して、一緒に遊ぼう!
という一文に集約されています。
ここでいう「編集」は、本や動画の編集に限りません。
- 音楽制作
- 空間づくり
- 学び方
- 人間関係
- 仕事やお金との付き合い方
- 人生経験
こうしたもの同士の「つながり方」を組み替えていくことを、広い意味での「編集」と呼んでいます。
そして「一緒に遊ぶ」とは、誰かと並んで
- 試してみる
- 失敗してみる
- いつもと違うやり方・組み合わせをやってみる
というプロセスを通して、自分や世界の見え方を少しずつ変えていくことです。
僕は、世界にすでにある断片を集め、組み替え、意味を見つけていくことが好きです。
その自分の性質を、そのまま言葉にしたのが、このパーパスです。
2. なぜ「編集」なのか
中学生のころから続けてきた音楽制作を振り返ると、
僕のやっていることは「作曲」というより、ずっとコラージュやリミックスに近いと感じます。
- 既存の曲や環境音、ノイズを録音・収集する
- それを切り貼りしたり、加工したり、確率的なアルゴリズムで鳴らしたりする
- そうしているうちに、「自分だけの意味」や「まだ聴いたことのない景色」が立ち上がってくる
この感覚は、音楽以外にも広がっています。
- 山での暮らしでは、「生き方」そのものを組み替えてみた
- VRやメタバースでは、「場」「身体性」「距離感」の編集ができると気づいた
- 教育の現場では、「学び方」と「自己イメージ」の編集を手伝っている
世界は、最初から完成されたものではなく、編集可能な素材の集合だ。
そう捉え直したとき、バラバラだった経験が一本の線でつながりました。
だから僕は、「編集」を自分の核に置いています。
3. なぜ「遊ぶ」のか
もう一つのキーワードが「遊ぶ」です。
ここで言っている「遊び」は、ただの暇つぶしではありません。
- 失敗を前提に、試行錯誤してみる
- いつもの役割から少しはみ出してみる
- 「こうあるべき」から一歩外れて、自分の本音を試してみる
こうしたことを通じて、人が変化していくための余白をつくる行為が、僕にとっての「遊び」です。
音楽制作も、メタバースも、授業も、対話の場も、僕にとってはすべて、
人が安心して「変わってみる」ことができる遊び場をつくる試み
です。
だからパーパスは「世界を編集する」だけで終わりません。
編集した世界の中で、一緒に試してくれる他者がいて、初めて意味が生まれます。
その感覚を、とても大事にしたいと思っています。